『端っこに注目！』

2015/01/24
writer：山崎拓
- ストールファッション

ファッションのディテール（細部）として今年注目されているものがあります。

これはストールにも非常に関連が深いので今日はその話をしたいと思います。

それは「フリンジ」です。

あなたはフリンジと聞くと何を思い浮かべますか？

ストールやマフラー、ショールの端を思い浮かべる方もいるかもしれません。ただ、フリンジという名前は一般的にはあまり馴染みがない言葉だと思います。

フリンジとは

糸やひもを垂らした飾り「ふさ」を意味します。
布端の糸の部分を、布の裁ち目などがほつれないようにくくったり、束ねて結び先端をちらす装飾のことです。

ストールの先端はまさにこのフリンジと呼ばれる部分です。
他にも衣類やショール、マフラー、カーテン、テーブル掛けなどに広く用いられています。

そしてこのフリンジを使ったディテールが今年注目されています。

1950年代にはウエスタンスタイルでフリンジが流行し、1970年代にはエスニックブームでフリンジのスカートが流行りました。

今年の特徴は脇役ではなく、むしろ主役級に大胆に扱ったフリンジが新鮮です。

エスニックスタイルに映えるのはもちろん、ミニマル（最小限の）な装いにもフリンジをテープのように流すだけで旬なスタイリングになります。

もちろんストールを使えばどんなスタイルでもフリンジを持ってくることができます。

肩掛けで大胆に主張しても良いですし、ワンループで適度なアクセントとしてフリンジを見せるのも効果的です。

ストールによってフリンジの加工も違いがありますからあなたのスタイルによって使い分けていただくのが良いと思います。

今年はフリンジを扱った装いを増やしてみても面白いかもしれません。

PS.
定番のフリンジをファッションに加えるならこのストール！

※参考資料:fashion Merchandising &Management 2015.2
※画像出典：www.style.com

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。