難しいのはこっち

2018/11/14
writer：山崎拓
- イベント

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ここ最近は連日大阪高島屋さんでの催事出店の準備をしています。

今は商品の選定が半分ほど終わった状態なのですが、一つ困ったことがあります。

それは、持ち込む商品が多くなり過ぎてしまっている、ということ　汗

実は催事の準備をすると毎回こうなるのですが、持って行きたい商品が予定よりも確実に多くなってしまうんですね。

バイヤーのMotoがインドで膨大な数の中から厳選してきている商品なので、どれも基本的に良いですし、その中からさらに絞り込まなければいけないので、これが結構悩みどころなんです。

あー、これもいい！

これも持って行きたい！！

もしかしたら、大阪のお客さんはこういうデザインも好きかも・・・

こんな状態になってしまい、持ち込み予定のストールがどんどん増えてく。
（本当は３００から３５０枚ほどに収める予定なのですが、今現在で３５０枚を超えています・・・）

本当は今お店にあるストール全て持って行って見てもらえれば一番いいのですが、そんなことは不可能ですし、、、

現実問題、売り場の面積が決まっているので、たくさん持っていけばいいわけではなく。数が多すぎると持って行ってもディスプレイできないので、お客さんに見てもらうことができません。そして、準備の時間も限られています。

こういう時に大事なのが増やすことではなく、削ること。

マネジメントの権威ピーター・ドラッカーもこう言っています。

「大切なのは、優先事項を設定することではない。それは簡単だ。誰にでもできる。
ほとんどの人が集中できないのは、後先事項を設定する難しさにある。
つまり、何をしないのかを決定し、その決定を守るということだ」

もう、その通りです！
としか言いようがありません。。。

ただ、これがなかなかできない・・・
どれも可愛い娘のようなストール達ですからね　笑

でも、ドラッカー先生が言っているように、これではいかん！ということ。

お客さんにとっても、あまりにも商品の数が多すぎるのは逆に迷ってしまったり、混乱させてしまうことにも繋がりますし、自分たちにとっても数を増やせば増やすほどその準備や管理の手間や時間が増えてしまいます。

なので、増やすことは必ずしも良いことではないということですね。

ただ、ちゃんと意識しないとどんどん増えていきます　笑

そして、この考え方は、今の僕の話だけでなく、日々の生活の多くの場面でも適用できると思います。

きっとこのメルマガを読んでくれているあなたも毎日忙しい日々を送っているはずです。

そして、やるべきこと、やらなければいけないこと、やりたいこと、などなど、、、
もしかしたら日々たくさんの仕事や家事、行事などに追われているかも。

そんな時は、今日の話を思い出していただき、やることを増やすのではなく、削ったり減らすことができないか？と考えてみてもいいかもしれません。

そうすると本当に集中すべき大切なことが見えてくるはずです。

僕もこの後、今選んだストール達をさらに厳選していこうと考えています。
（ただ、これは本当に苦しい　泣）

「大切なのは、優先事項を設定することではない。それは簡単だ。誰にでもできる。
ほとんどの人が集中できないのは、後先事項を設定する難しさにある。
つまり、何をしないのかを決定し、その決定を守るということだ」
P・ドラッカー

それでは今日も1日ベストを尽くしていきましょう！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。