手刺繍と機械刺繍の見極め方

2018/06/11
writer：山崎拓
- ストール

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少し前のメルマガで、ウール手刺繍ストールについてのお話をしました。

カシミヤの手刺繍ストールも本当に素晴らしいですが、ウール手刺繍ストールもウールならではの魅力があります。

ナチュラルラウンジでもウール手刺繍ストールはカシミヤ手刺繍に負けない人気があるんですね。

そして、先日、そのウールのアーリ手刺繍を複数枚インターネット通販サイトにアップしました。

ぜひ、あなたにも見ていただきたいと思うのですが、今日はそのアーリ手刺繍に関するちょっとした小ネタをお伝えしていきます。

アーリ刺繍とはアーリ（ARI）と呼ばれる鉤（かぎ）を使った代表的なカシミール刺繍です。
細針刺繍（ニードル刺繍）が時間がかかることから始められたチェーンステッチですが、華やかな刺繍がを増やし、今ではインド刺繍の代表的ものになってきました。

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もしかしたら、ご存知の方も多いかもしれませんが、このウールアーリ刺繍というものは、完全ハンドメイドの手刺繍と、機械刺繍の二種類が存在します。（機械刺繍の方もハンドミシンで製作するので、完全に機械仕事ではありませんが）

この２種類を見極めるのはとても重要。
（お値段も全然違いますし、万が一騙されたりしたら大変です！）

これを知っておけば、もうアーリ刺繍ストールでいちいち店員さんに「これは手刺繍ですか？それとも機械ですか？」と聞く必要もありません。

特に海外のマーケットなどでは、機械刺繍が手刺繍として売られていることも普通にあるので、覚えておいていただいて損はないと思います。

そして、この見極め方は知ってしまえば簡単。

それは刺繍の裏地を見ること。

機械刺繍の方は、裏の刺繍糸が綺麗に処理されています。
（人によっては裏面だと分からないかも）

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一方、手刺繍の方は裏の刺繍糸が処理しきれずに出ています。
ぶっちゃけ、裏面だけ見たら機械刺繍の方が綺麗じゃん！って思う人もいるかもしれません　笑

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ですが、やはり、手刺繍には機械刺繍にはない魅力があります。

それは表の刺繍のやわらかい凹凸感。この微妙な違いが、手仕事の温かみを伝え、見るものを魅了します。

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一度知ってしまえば、今日からでもこの違いは分かるようになると思います。

ぜひアーリ刺繍ストールを検討されるときには、裏地を見て確認してみてくださいね！

PS.
ちなみに、ナチュラルラウンジでは手刺繍と機械刺繍できちんと区別しているので安心してください　笑

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。