- 2017/06/02
- writer: 山崎拓
ばあちゃんちのカーテン
・・・こないだね。
出かけてて帰ってきたら大学生の息子が帰ってきてて、
「新しいストール買ったねん❤️」って見せたら
「ばあちゃんちのカーテンの柄やな!!」って言うたんですよッ!!
「はあーッ!??カーテンやって!?ちゃうわッ。あんたセンスないわ〜(怒)南アジア辺りでこういう柄は伝統やでッ!
・・・まあね、わからん人には置いてけぼりでええんですけど、何かちょっと悲しかったんです・・・
見る人が見たらNaturalLoungeさんの商品は感動ものですから・・・。
本当にいい子(ストール)に出会えて嬉しいです。大切にそして仲良くします。
ありがとうございます。
ーーーーーーー
これは先日、いただいたお客さんからのご感想の一部。
今月もたくさんのお客さんからのお喜びの声をいただきました。
(ありがとうございます!)
それらに目を通していたのですが、こちらのお客さんからのご感想が面白くて・・・読みながらついプッと笑ってしまいました 笑
この息子さんに「ばあちゃんちのカーテンの柄」と言われてしまったのが、ナチュラルラウンジの代表的なストールであるシルクジャカードストールです 笑
まあ確かに、この息子さんの言わんとしていることも分からなくもない。
カーテンだけでなく、テーブルクロスやキッチンクロス、ソファーなどの柄にもよく使われていますし 笑
でも僕もこのお客さんと同じく、それを言われたら悲しくなります 泣
やっぱり身につけているものだからなのか、ストールをカーテンとか、テーブルクロスとかと比べられるとすごく違和感を感じてしまう 笑
いやいや、これはペイズリー柄って言ってめちゃめちゃトラディショナルなデザインだぜ!!知らないの!?って言いたくなりますよね。
日本でも、もう50年ほど前にペイズリー柄が大流行して、それからは代表的なデザインの一つとしてストールはもちろん、様々な衣類に使われています。
今ではトレンドというより、ベーシックな様相が強いと思います。
とはいえ、知らない人は知らない。
特に若い人は知らないですよね。。。
それは仕方ないことですが、知らないままではもったいないペイズリー柄について今日は少しお話したいと思います。
ペイズリーデザインとは
ウィキべディアによると、19世紀にスコットランドのペイズリー市でこのデザインが量産されるようになり、ペイズリー柄と呼ばれるようになったと記載されています。
ですが、源流はやはりインドのカシミール地方。
17世紀後半以降にヨーロッパにカシミア・ショールが輸出されるようになり、ナポレオンが帰国した土産物として持ち帰られたカシミヤショールは上流階級の婦人の間で人気を博したそうです。
また、19世紀にイギリス東インド会社の職員が故郷に持ち帰った土産物の中に含まれていたショールによって初めてヨーロッパにペイズリーが伝えられたとも言われています。
もちろん、これらのカシミヤショールはインドカシミール地方で制作されていたもの。
19世紀になってペイズリーが広く認知されたのは純粋にその前には供給量が少なく(手織りがメインだったので)、そもそも人々の目に触れることが少なかったんだと思います。量産されるようになったのがペイズリー市だったからこの名前が付けられたというわけですね。
また、ペイズリー模様の優美な曲線、草花を元にしたモチーフが繰り返されるリズムは、人間の心理に安心感を与える効果があると考えられているそうです。
確かに、ファッション的な観点で見てもペイズリー柄ってアクセントにもなるし、馴染ませるときにも使えるし、そういう意味でも一枚持っていると安心感があります。
何気に和装とも相性が良いですしね。
もしかしたら、あなたの息子さん娘さんはもちろん、知り合いの方でもペイズリー柄のことは「ばあちゃんちのカーテンの柄」と思っている人もいるかもしれません。
そんなときには、ペイズリー柄はとってもトラディショナルで、ファッショナブルでおしゃれなデザインだよ!
と、若干美化して教えてあげてください 笑
PS.
ペイズリー柄って実際どんなの?
という方はこちらをご覧ください♪
コメント
「ばあちゃんちのカーテン」への2件のフィードバック
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Profile
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。
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ペイズリーをカーテン柄とはね、可愛いちゃ!!?
私のワードローブは、基本的には無地です
それもアース系(土、グリーン、季節は秋・・そんなイメージ)
ですが、滅茶苦茶柄物が欲しくなる事がしばしばあります
探せば探すほど、これは!って柄物にはめったに出会えません
ですから、フラフラとしている時にフッとそんな柄に出会った時の嬉しさ最高!です
探す柄物は断然シルクかシホンのブラウスですが、長い経験から5年に一度位しかそんな偶然は無かったです
今回 Natural Loungeさんに出会い、沢山の素敵なストールの柄にふれる事が出来幸せ度アップです。自分用に選んだ柄は、asymmetry ですから、巻き方で全く違う雰囲気を楽しむことができます。先日の暑い日、コットンの白シャツの襟元にグリーン系を出した捻じり巻にして、ジーンズで歩いてブラブラしてましたら、ショップのお姉さま方が褒めてましたよ、スカーフを(笑)
こんなリネンのストールが出窓で風に揺れるリビングでお昼寝した~~~いです
Y Y (ワイワイ)マダム
YYマダムさん
コメントありがとうございます!
そうなんです、僕もこのお客さんのご感想を見て、息子さんかわいいなーと思いました 笑
YYマダムさんも無地系のお洋服が多いんですね^^
僕もシンプルな方がどちらかというと好きですが、柄物もアクセントにはよく使います。
気にいる柄物に出会う確率かなり低いですね!!
でもそんな奇跡的な確率で出会った柄物はきっとずっと大切に使われるんでしょうね。
アシメ柄は巻き方によてニュアンスの変化を楽しめるので着こなしの幅も広がっていいですよね^^
周りの評判もよく、ご活用頂けているようで嬉しいです!
「こんなリネンのストールが出窓で風に揺れるリビングでお昼寝した~~~いです」
これ、想像していたら僕も眠くなってきました 笑
ありがとうございます。
山崎