カシミヤストールを探していると、デパートや百貨店はもちろん、インターネット上のお店にも実に様々な種類のものがあることが分かります。
カシミヤといえば、言わずと知れた高級素材ですよね。
でも、お値段はピンキリだし、どれもカシミヤ100%と表記されている。
中にはパシュミナストールと呼ばれているものもあったり。
ものによってはチクチクしたり、重くて肩がこってしまったり、すぐに毛玉になってしまうことも・・・
もしかしたら、あなたも一度はこんな経験をしたことがあるかもしれません。
同じカシミヤでもこんなにも値段に差があるのはなんで?
パシュミナって何?
どうして同じカシミヤでもこんなにも質が違うの?
これだけたくさんの種類のカシミヤストールがあると、こんな疑問が浮かぶのも不思議ではありません。
それと同時に、本当に質の高いカシミヤストールとはどんなものなのか知りたい、という方も多いはずです。
そして、そんな高級なカシミヤ100%ストールを一度は身につけてみたい!そんな憧れを抱くストールの一つではないでしょうか?
でも、高価なものですし、失敗したくない。実際に手に入れて活用する前に色々知っておきたいですよね。
一言でカシミヤストールって言っても色々な種類があってどれを選んだからいいかか分からない・・・
合わせる服はどんなものがいいの?
どんな巻き方が使いやすいの?
お手入れが大変そう・・・
このページではそんなカシミヤストールに関する疑問を解決する内容を余すことなく載せています。
これを読めば、カシミヤストールの種類と特徴、それによる利点と欠点が分かり、どんな服やどんなスタイルに合わせればいいか、オススメの巻き方にはどんなものがあるのか、さらにお手入れの仕方まで分かるようになります。
私たちナチュラルラウンジは日本で唯一の天然繊維100%ストール専門店です。もちろんカシミヤ100%ストールについてもその特徴やメリット、デメリットを細かく把握しています。
ぜひ、最後まで読んでいただき、あなたがカシミヤストールを活用する際に役立ててください。
まず、そもそも呼び方がなんでたくさんあるの?
という疑問について。
まず、日本ではカシミアやパシュミナと表記することはできず、カシミヤと表記することが一般的です。(消費者庁家庭用品品質表示法で決まっているんですね)
なので、多くのお店でも中身はどうあれ、表記はカシミヤとしているところが大多数だと思います。
いろいろ調べていくと、一般的な認知としてはカシミヤとカシミアはほぼ同じくらいです。カシミアはcashmereと英語で書きますが、この発音の部分で変わってきます。(イタリアとイタリヤみたいな表現の差です)なので、実際は呼び方の問題であってどっちが正しくてどっちが間違っているということはありません。
昔はカシミアとカシミヤの認知はほとんど同じくらいでしたが、ここ数年はカシミヤという呼び名で認識される方が増えてきています。
googleトレンド:2004年〜2018年
Wikipedia(多言語インターネット百科事典)にはカシミヤについてこのように記載されています。
そしてパシュミナとは何か?というと。
これもWikipediaからの引用です。
少し長くなりましたが、カシミア、カシミヤ、パシュミナというものはこのような定義や背景情報があるということですね。
日本ではこれが過度の一般化をされてしまい、すべてカシミヤという表記になることで、よりわかりにくくなっているというのが現実です。
とはいえ、カシミヤやカシミア、パシュミナについての背景情報はお分りいただけたと思います。
そして、これらはインドカシミール地方で生み出されるカシミヤやカシミヤストールが起源になっているということが分かります。
元はといえば、インドカシミール地方のカシミヤが語源ですが、今では中国産、ネパール産、モンゴル産、イラン産など、インドカシミール以外の中央アジアが拠点となっています。
地域によって、カシミヤの種類も変わりますし、もっと言えば、カシミヤの生息している標高によっても毛質が全く変わってしまいます。
そして、世界最高グレードのカシミヤ(パシュミナ)はインドカシミール地方、ラダック・レーと呼ばれるヒマラヤ山脈の標高4000m〜5360mの高地に生息するカシミヤ山羊からのみ採取でき、その他の地域で採取されるカシミヤはパシュミナと呼ぶことはできません。(ですが、現在はパシュミナの定義を超えて中国産やネパール産、その他の安価なカシミヤや、カシミヤシルク、メリノウール、または合成繊維のものをパシュミナと呼んでしまっているという残念な実態があります)
かつて、カシミールでもパシュミナの毛を大量に採取しようと、標高4000m以上の高地から人間の住みやすい1500mの地域に連れてきたという歴史があります。
ですが、低地に連れてこられたカシミヤ山羊からは優れた風合いの毛を採取できずにその計画は頓挫したそうです。
実際に僕達も本物のカシミヤ山羊を確認するために、継続的に現地に足を運んでいます。
2013年には初めてインドラダックレーを訪れ、標高5350mのヒマラヤ山脈を超えてカシミヤ山羊とそこで暮らす生産者にコンタクトをとりました。
また、2016年にも再び同地域を訪れさらに深く現地のカシミヤ山羊や生産者と繋がることができ、本やインターネットには載っていない生の情報を得ることができています。
2018年には同地域の別の場所へアクセスし、そこに生息するカシミヤ山羊を確認しています。
コロナが発生し、しばらく現地へ足を運ぶことができていませんでしたが、直近では2024年の8月に再度ラダック・レーに訪れ、カシミヤ山羊と生産者に再会することができました。
これらの経験を通じて、標高5000mのヒマラヤの高地は本当に過酷な場所ということを実際に体感し、そんな環境で育つカシミヤ山羊だからこそ、優れた風合いと高い保温性を持った毛を生み出すことができるということを確信しています。
そして、このカシミヤ山羊の毛は繊維があまりにも細いため、機械で織ることができません。
同じくインドカシミール地方、シュリーナガル及び、ラダック地方で製作されます。その高い技術は500年以上の歴史と伝統があり、今もなお糸を紡ぐところから織り上げる全行程を手作業で行っています。そのため、最高級のカシミヤストール(パシュミナストール)は全て手織りになっています。
一言でカシミヤストールといっても原毛の希少性、原産国や製法によって、ストールの質や価格が大きく変わってきます。
こういった背景情報を知った上であなたにとって最適なカシミヤストールを選んでいただければと思います。
カシミヤストールは優れた特徴がたくさんありますが、買ってから後悔しないためにも、まずはいくつかのデメリットを知っておくことも大切です。
カシミヤのデメリットとして代表的なのは、「ピリング」と呼ばれる毛玉が発生しやすいことが挙げられます。
これはカシミヤに限ったことではありませんが、羊毛を含めた獣毛はカットした短い毛を束ねて繊維糸にしていて、スケールと呼ばれるうろこ状の突起した表面構造になっています。そのため、どうしても繊維同士が絡み合って毛玉になってしまいます。
ピリングができやすいストール、できにくいストールの違いはありますが、全くピリングが発生しないカシミヤストールはありません。
ピリングを予防して長く使うためには日々のお手入れが大切になります。
カシミヤストールのお手入れについてはカシミヤ100%ストールの上手なお手入れ方法で詳しく解説しています。
カシミヤストールは家庭用洗濯には適さず、ドライクリーニングもできるだけ回数が少ない方が良い素材です。
手洗いはできるのですが、いくつか注意が必要になります。
先ほどもお話したようにの表面はスケールというウロコがあります。この部分が水を浸透させたり、石けんと熱を加えた状態で揉むとお互いに絡まって固まってしまいます。(この状態をフェルト化といいます)
フェルト化するとカシミヤの優れた質感や風合いが失われてしまう恐れがあります。
もしもご自宅でお洗濯をする場合はフェルト化させないようにゴシゴシ洗ったり、強く揉むなどの摩擦を加えない事が大切です。
また、水分を吸うと収縮したり、水ジミができやすい性質も持っています。雨の日の着用は避けるなどの注意が必要です。
自宅でのお洗濯については素材別の洗濯方法を参考にしてみてください。
カシミヤはケラチンと言う蛋白質からできています。そのため、繊維が虫に食われてしまう恐れがあります。
カシミヤストールも例外ではなく、虫に食われてしまうと、その部分だけ穴が開いてしまい感性面が損なわれてしまいます。
特に長期保管の時に注意が必要ですが、日々のお手入れや防虫剤を適切にセットしてあげることで防ぐことができます。
カシミヤストールの長期保管に関しては「長期間使わないときの保管方法」を参考にしてみてください。
繊維全般に言える事ですが、紫外線を受けると染料の化学構造が変化してしまい、発色機能がしっかりと果たせなくなったり、繊維から脱落してしまう事があります。特に、色鮮やかな色は要注意です。また、カシミヤは長期間の強い紫外線を受ける事で繊維素材そのものが変色してしまうことがありあます。
これも特に長期保管の時に注意が必要です。
保管していた場所に日光や蛍光灯の光が当たり続ける事がないようにしっかりと適切な保管をする事が必要になります。
カシミヤ繊維は非常に細くしなやかで、皮膚刺激の少ない繊維です。一般的なウールとカシミヤの大きな違いはこの繊維の細さにあります。ふわりとソフトな風合いで極上の肌触りです。
さらにカシミヤに含まれた油脂がカシミヤ繊維の表面を覆うので、カシミヤならではのぬめり感を醸し出します。
そのため、敏感肌の方やウールはチクチクして苦手、という方でも安心して身につけることができます。
カシミヤはウールと並び、すべての繊維の中で最も保温性が高い素材です。
保温性で一番重要なことは熱を逃がさないためにできるだけ熱伝導(熱を伝える性質)を防ぐことです。繊維に比べ、空気は熱伝導率が小さいため、空気をたくさん含んだ繊維ほど熱を逃がさずあたたかくなります。カシミヤの表面は屋根瓦のような「うろこ(スケール)」があり、波状の屈曲(クリンプ)があります。糸になったときにこれらによって空間ができ、ここに熱伝導率の低い空気を多く取り込むことができるため、優れた保温性が備わります。
さらにカシミヤは「吸湿性」が非常に高い素材です。気体となっている水分がカシミヤに吸収されるとき、たくさんの熱を発散します。
吸湿することで中で発熱し、その熱を空気の層で逃さないようにしているため、保温性が非常に高くなっているのです。
秋冬の防寒にはもちろん、春先の朝晩の冷え対策、夏の冷房対策などに最適なストールです。
先ほどの「吸湿性」の高さに関連するものです。
吸湿性とは吸湿性というのは汗などの気体を吸収する性質のことで、これが高いと繊維が湿気を吸収しやすくなります。
カシミヤはウールと並び、あらゆる繊維の中で吸湿性が最も高くなっています。
冬は室内と屋外の気温差で汗をかいてしまうこともありますし、屋外でも体を動かしていると汗ばんでくる・・・ということはよくありますよね。
そんな時も吸湿性の高いカシミヤストールであれば、ジメジメすることなく、さらっと快適に過ごせます。
カシミヤの繊維表面には突起の少ないスケールが鱗状におおわれています。
突起が少ないことにより表面はフラットな状態となり、光を真っ直ぐに反射させ、美しい光沢感を生み出します。
その光沢感は化学繊維の醸し出すような不自然なものではなく、ナチュラルで品のよいものです。
自然でほのかな光沢感が遠目からも高級感を伝えてくれます。一巻きでいつものスタイルを格上げできます。
先ほどもお話しした通りカシミヤには独自のほのかな光沢感があります。そのため、少しきれい目な装いやパーティーシーン、和装などとも相性が非常に良くなっています。
特に格式の高い食事会やパーティーシーンではお洋服だけでなくストールなどの小物もそれなりのものを身に付けたいですよね。そんなときに上質なカシミヤストールを持っていると気負うことなく合わせることができます。
また、繊維の種類としてはウールと同じカテゴリーになるため、カジュアルな普段使いにも最適です。
上質な風合いとほのかな光沢感、カジュアルな雰囲気も合わせ持ったカシミヤストールはお洋服やスタイルを選ばずに合わせることができる優れた一枚です。
メリットの部分でもお話ししましたが、カシミヤは上品さとカジュアルな雰囲気の両面を持った扱いやすい素材です。
そのため、それほどスタイルを決め込まずに合わせることができます。
とはいえ、ほのかな光沢と上質な風合いを持つ高級素材のため、少しきれい目な装いから合わせれば間違いありません。
シャツやブラウス、ジャケットやスーツ、ドレスや着物などと相性が抜群です。
もちろん、カジュアルなファッションでも大丈夫。
ニットにジーンズ、カーティガンやトレーナー、ダッフルコートなどに合わせるのも良いですね。
また、春先の朝晩や、夏の冷房対策としてカシミヤストールを使う方も多いと思います。これらの用途では取り外しをしたり、バッグに入れたり出したりを頻繁にするので、ピリング(毛玉)が発生しやすくなります。
さらにピリングが発生した部分がバッグのジッパーなどに引っかかってしまったときなどには・・・
泣きたくなりますよね。
こうしたことを予防するために、ストール専用の袋(不織布などでできているものがオススメです)を用意しておくと安心です。
ストール専用の袋に入れてからバッグに入れてあげると繊維を傷めず、長く活用することができます。
ここではカシミヤストールと相性のよい巻き方を5つご紹介します。
どれも覚えてしまえばすぐに使いこなせる便利な巻き方です。
簡単な巻き方ですが、一工夫するだけでこなれた印象になります。また防寒性も高い巻き方なのでカシミヤストールの保温性の高さをより活かすことができます。
立体感もあり、巻き崩れることも少ない巻き方です。
すっきりとした印象を作り出すことができるので、きれい目な装い、カジュアルな装い問わず使いやすくなっています。
首元にアクセント効果を高める巻き方です。
ふわっとしたカシミヤの風合いを活かしやすく、表情を豊かに見せてくれます。
カシミヤストールでももちろん、おしゃれな巻き方の代名詞であるミラノ巻きは大活躍します。すっきりとシャープにまとめたいときに使いやすい巻き方です。 また、アウターの中に収めるときにも使いやすい巻き方です。
大判サイズのカシミヤを羽織って使いたい場合に重宝する巻き方です。一度羽織ってしまえはカーディガンのようになり、両腕が使えるので通常の羽織よりも自由度が高くおすすめです。
カシミヤは水洗いもドライクリーニングもできるだけ回数が少ない方がいい素材です。普段からまめなお手入れをしておきましょう。
水洗いやドライクリーニングの使い分けについてはストールのお手入れとドライクリーニングを参考にしてみてください。
カシミヤは繊細な素材のため、長いこと連続で使い続けているとピリングができやすくなったり、繊維に匂いがつきやすくなってしまいます。
長持ちさせるコツは単純ですが、適度に休ませながら使うことです。
繊維をしっかり休ませる場合は、半日から1日ほどハンガーに干してあげましょう。
着用後は軽くホコリを払い、ハンガーに掛けて陰干しします。
その時に軽く風を当ててあげると繊維の中に入り込んだ小さなホコリや塵を匂いと共に除去できます。自然の風はもちろん、扇風機で風を当ててあげてもとても効果があります。詳しい風当てについては天然繊維100%ストールを長持ちさせる簡単な方法をご覧ください。
着用後にブラッシングしてあげることも長持ちさせる方法の一つです。
やわらかい天然素材のブラシを使って毛足方向に沿ってブラッシングをしてあげます。合成繊維のブラシは静電気を起こし、生地を傷めてしまうので絶対に使わないようにしてください。
詳しいブラッシングの方法についてはストールを長持ちさせるブラッシングの方法をご覧ください。
汗は変色や色落ちの原因になるため、ついてしまった場合は早めに取り除きます。
汗や汚れがついてしまった場合は、中性洗剤を染み込ませたやわらかい布で拭き取り、その後水拭きをして洗剤を取り除きます。
乾いた後にはブラッシングをしてあげます。
カシミヤはシルクは虫食いに弱い素材です。今は無臭の防虫剤もあるので長期間の保管の際はしっかりと防虫剤をセットしておいてください。
またカシミヤが湿気に弱いので、保管の際はできるだけ高い位置に置くようにします。また、日光に当たると変色してしまうので、日が当たらない暗い場所に保管するようにしてください。
詳しい長期保管の方法はストール長期間使わないときの保管方法をご覧ください。
今まで、カシミヤストールとは何か?、デメリットとメリット、最適な活用方法、コーディネート、巻き方、お手入れまでお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?
やはり同じカシミヤストールでも原毛の種類や製法によって質の高さも全く変わってきます。一番大切なのは背景情報を知っていただいた上であなたの用途に応じた一枚を選んでいただくことだと思います。
そして、カシミヤストールは高い感性面と優れた機能性を持った反面、繊細な素材でもあります。正しい取り扱い方法も理解していただいた上で使うことで、より長い間カシミヤストールを活用することができるはずです。
このページにはカシミヤストールについての情報を余すことなく掲載していますので、実際に活用する際にもぜひ参考にしてみてください。
この記事があなたがカシミヤストールを活用する上で、参考になれば嬉しく思います。
ストール専門店ナチュラルラウンジは日本で唯一の天然繊維100%ストール専門店です。カシミヤストールに関しても、世界最高グレードのインドカシミール地方、ラダック産カシミヤの原毛を用いたカシミヤ100%ストールを多数取り揃えています。
すべて現地に直接足を運び、選び抜いている逸品です。
肌触りはもちろん、風合い、感性面とともに最高級の一枚です。
すべて一枚、一点もの、というライナップになっていますので、よろしければぜひこの機会にご覧ください。
最後に。
これを読んでも、どうしてもカシミヤストールの選び方がわからない・・・
という方は、ぜひ一度当店のストールコンシェルジュにご相談ください。
具体的に丁寧に、あなたに最適な一枚を選ぶサポートをさせていただきます。
↓
カシミヤストールについて相談する
コンテンツの全部または一部の無断転載を禁止します。Copyright(c)Natural Lounge All Rights Reseved.
カシミヤといえば、言わずと知れた高級素材ですよね。
でも、お値段はピンキリだし、どれもカシミヤ100%と表記されている。
中にはパシュミナストールと呼ばれているものもあったり。
ものによってはチクチクしたり、重くて肩がこってしまったり、すぐに毛玉になってしまうことも・・・
もしかしたら、あなたも一度はこんな経験をしたことがあるかもしれません。
同じカシミヤでもこんなにも値段に差があるのはなんで?
パシュミナって何?
どうして同じカシミヤでもこんなにも質が違うの?
これだけたくさんの種類のカシミヤストールがあると、こんな疑問が浮かぶのも不思議ではありません。
それと同時に、本当に質の高いカシミヤストールとはどんなものなのか知りたい、という方も多いはずです。
そして、そんな高級なカシミヤ100%ストールを一度は身につけてみたい!そんな憧れを抱くストールの一つではないでしょうか?
でも、高価なものですし、失敗したくない。実際に手に入れて活用する前に色々知っておきたいですよね。
一言でカシミヤストールって言っても色々な種類があってどれを選んだからいいかか分からない・・・
合わせる服はどんなものがいいの?
どんな巻き方が使いやすいの?
お手入れが大変そう・・・
このページではそんなカシミヤストールに関する疑問を解決する内容を余すことなく載せています。
これを読めば、カシミヤストールの種類と特徴、それによる利点と欠点が分かり、どんな服やどんなスタイルに合わせればいいか、オススメの巻き方にはどんなものがあるのか、さらにお手入れの仕方まで分かるようになります。
私たちナチュラルラウンジは日本で唯一の天然繊維100%ストール専門店です。もちろんカシミヤ100%ストールについてもその特徴やメリット、デメリットを細かく把握しています。
ぜひ、最後まで読んでいただき、あなたがカシミヤストールを活用する際に役立ててください。
カシミヤストールとは?
カシミヤ、カシミア、パシュミナ?
まず、そもそも呼び方がなんでたくさんあるの?
という疑問について。
まず、日本ではカシミアやパシュミナと表記することはできず、カシミヤと表記することが一般的です。(消費者庁家庭用品品質表示法で決まっているんですね)
なので、多くのお店でも中身はどうあれ、表記はカシミヤとしているところが大多数だと思います。
いろいろ調べていくと、一般的な認知としてはカシミヤとカシミアはほぼ同じくらいです。カシミアはcashmereと英語で書きますが、この発音の部分で変わってきます。(イタリアとイタリヤみたいな表現の差です)なので、実際は呼び方の問題であってどっちが正しくてどっちが間違っているということはありません。
昔はカシミアとカシミヤの認知はほとんど同じくらいでしたが、ここ数年はカシミヤという呼び名で認識される方が増えてきています。
googleトレンド:2004年〜2018年
Wikipedia(多言語インターネット百科事典)にはカシミヤについてこのように記載されています。
【カシミア】
※ Wikipediaより転載消費者庁家庭用品品質表示法の表記はカシミヤ。名前は、インドの北部高山地帯のカシミール(Kashmir)地方の古い綴りに由来する。
毛質は細く、柔軟で独特のぬめりがある。保温性と保湿性に優れ、生産量が少ないため、高級素材の代表とされる。
そしてパシュミナとは何か?というと。
これもWikipediaからの引用です。
【パシュミナ】
※ Wikipediaより転載パシュミナは、カシミヤ繊維等を糸に紡ぎ、織り上げた、ネパールやインドで伝統的に作られてきたストール・ショールおよびその素材を指す。
非常に弱い糸から生地を織り上げるため、ネパールで古くから経糸にシルクを用いている。
これに対してインドでは古くよりパシュミナ素材のみで織り上げられるストール(通常、100%パシュミナストールと呼ばれる)が主となり、この織りを「DIVINE WEAVE」と呼んでいる。
一般的なカシミヤストールは、カシミヤ繊維の持つ縮充性を利用してフェルト化させた生地を用いるが、パシュミナストールは、カシミヤ繊維を糸に紡ぎ、織り上げるため、生地が薄く、光沢感が高いと言う特徴を持つ。 近年、そのファッション性の高さから、欧米や日本等の先進国を中心に流行したため、それらの地域ではパシュミナという名称が一般化された。
パシュミナストールの素材もまたパシュミナと呼ばれる。伝統的には、パシュミナはヒマラヤ山脈に生息するカシミヤ山羊およびその近似種から採取された素材とされているが、明確な定義が無いため、現在は低ランクのカシミヤ繊維やウール繊維で作られたものが主流となってしまい、化学繊維のものまでパシュミナとして販売されていることがある。
日本国内に流通しているパシュミナの多くが、こうした粗悪品となっており、実店舗で風合いを確認した上で購入するか、通信販売で購入される場合も返品保証等のある店舗で購入するべきである。
なお日本では家庭用品品質表示法上、パシュミナと言う繊維の用語は認められていないため、ウールまたはカシミヤと表記される事が多い。
少し長くなりましたが、カシミア、カシミヤ、パシュミナというものはこのような定義や背景情報があるということですね。
日本ではこれが過度の一般化をされてしまい、すべてカシミヤという表記になることで、よりわかりにくくなっているというのが現実です。
とはいえ、カシミヤやカシミア、パシュミナについての背景情報はお分りいただけたと思います。
そして、これらはインドカシミール地方で生み出されるカシミヤやカシミヤストールが起源になっているということが分かります。
カシミヤストールの種類
元はといえば、インドカシミール地方のカシミヤが語源ですが、今では中国産、ネパール産、モンゴル産、イラン産など、インドカシミール以外の中央アジアが拠点となっています。
地域によって、カシミヤの種類も変わりますし、もっと言えば、カシミヤの生息している標高によっても毛質が全く変わってしまいます。
そして、世界最高グレードのカシミヤ(パシュミナ)はインドカシミール地方、ラダック・レーと呼ばれるヒマラヤ山脈の標高4000m〜5360mの高地に生息するカシミヤ山羊からのみ採取でき、その他の地域で採取されるカシミヤはパシュミナと呼ぶことはできません。(ですが、現在はパシュミナの定義を超えて中国産やネパール産、その他の安価なカシミヤや、カシミヤシルク、メリノウール、または合成繊維のものをパシュミナと呼んでしまっているという残念な実態があります)
かつて、カシミールでもパシュミナの毛を大量に採取しようと、標高4000m以上の高地から人間の住みやすい1500mの地域に連れてきたという歴史があります。
ですが、低地に連れてこられたカシミヤ山羊からは優れた風合いの毛を採取できずにその計画は頓挫したそうです。
実際に僕達も本物のカシミヤ山羊を確認するために、継続的に現地に足を運んでいます。
2013年には初めてインドラダックレーを訪れ、標高5350mのヒマラヤ山脈を超えてカシミヤ山羊とそこで暮らす生産者にコンタクトをとりました。
また、2016年にも再び同地域を訪れさらに深く現地のカシミヤ山羊や生産者と繋がることができ、本やインターネットには載っていない生の情報を得ることができています。
2018年には同地域の別の場所へアクセスし、そこに生息するカシミヤ山羊を確認しています。
コロナが発生し、しばらく現地へ足を運ぶことができていませんでしたが、直近では2024年の8月に再度ラダック・レーに訪れ、カシミヤ山羊と生産者に再会することができました。
これらの経験を通じて、標高5000mのヒマラヤの高地は本当に過酷な場所ということを実際に体感し、そんな環境で育つカシミヤ山羊だからこそ、優れた風合いと高い保温性を持った毛を生み出すことができるということを確信しています。
そして、このカシミヤ山羊の毛は繊維があまりにも細いため、機械で織ることができません。
同じくインドカシミール地方、シュリーナガル及び、ラダック地方で製作されます。その高い技術は500年以上の歴史と伝統があり、今もなお糸を紡ぐところから織り上げる全行程を手作業で行っています。そのため、最高級のカシミヤストール(パシュミナストール)は全て手織りになっています。
一言でカシミヤストールといっても原毛の希少性、原産国や製法によって、ストールの質や価格が大きく変わってきます。
こういった背景情報を知った上であなたにとって最適なカシミヤストールを選んでいただければと思います。
カシミヤストールのデメリット
カシミヤストールは優れた特徴がたくさんありますが、買ってから後悔しないためにも、まずはいくつかのデメリットを知っておくことも大切です。
1.毛玉ができやすい(ピリング)
カシミヤのデメリットとして代表的なのは、「ピリング」と呼ばれる毛玉が発生しやすいことが挙げられます。
これはカシミヤに限ったことではありませんが、羊毛を含めた獣毛はカットした短い毛を束ねて繊維糸にしていて、スケールと呼ばれるうろこ状の突起した表面構造になっています。そのため、どうしても繊維同士が絡み合って毛玉になってしまいます。
ピリングができやすいストール、できにくいストールの違いはありますが、全くピリングが発生しないカシミヤストールはありません。
ピリングを予防して長く使うためには日々のお手入れが大切になります。
カシミヤストールのお手入れについてはカシミヤ100%ストールの上手なお手入れ方法で詳しく解説しています。
2.水や弱い
カシミヤストールは家庭用洗濯には適さず、ドライクリーニングもできるだけ回数が少ない方が良い素材です。
手洗いはできるのですが、いくつか注意が必要になります。
先ほどもお話したようにの表面はスケールというウロコがあります。この部分が水を浸透させたり、石けんと熱を加えた状態で揉むとお互いに絡まって固まってしまいます。(この状態をフェルト化といいます)
フェルト化するとカシミヤの優れた質感や風合いが失われてしまう恐れがあります。
もしもご自宅でお洗濯をする場合はフェルト化させないようにゴシゴシ洗ったり、強く揉むなどの摩擦を加えない事が大切です。
また、水分を吸うと収縮したり、水ジミができやすい性質も持っています。雨の日の着用は避けるなどの注意が必要です。
自宅でのお洗濯については素材別の洗濯方法を参考にしてみてください。
3.虫に食われてしまうことがある
カシミヤはケラチンと言う蛋白質からできています。そのため、繊維が虫に食われてしまう恐れがあります。
カシミヤストールも例外ではなく、虫に食われてしまうと、その部分だけ穴が開いてしまい感性面が損なわれてしまいます。
特に長期保管の時に注意が必要ですが、日々のお手入れや防虫剤を適切にセットしてあげることで防ぐことができます。
カシミヤストールの長期保管に関しては「長期間使わないときの保管方法」を参考にしてみてください。
4.色焼け・黄変する
繊維全般に言える事ですが、紫外線を受けると染料の化学構造が変化してしまい、発色機能がしっかりと果たせなくなったり、繊維から脱落してしまう事があります。特に、色鮮やかな色は要注意です。また、カシミヤは長期間の強い紫外線を受ける事で繊維素材そのものが変色してしまうことがありあます。
これも特に長期保管の時に注意が必要です。
保管していた場所に日光や蛍光灯の光が当たり続ける事がないようにしっかりと適切な保管をする事が必要になります。
カシミヤ100%ストール5つのメリット
1.とろけるような極上の肌触り
カシミヤ繊維は非常に細くしなやかで、皮膚刺激の少ない繊維です。一般的なウールとカシミヤの大きな違いはこの繊維の細さにあります。ふわりとソフトな風合いで極上の肌触りです。
さらにカシミヤに含まれた油脂がカシミヤ繊維の表面を覆うので、カシミヤならではのぬめり感を醸し出します。
そのため、敏感肌の方やウールはチクチクして苦手、という方でも安心して身につけることができます。
2.ぽかぽか暖かい
カシミヤはウールと並び、すべての繊維の中で最も保温性が高い素材です。
保温性で一番重要なことは熱を逃がさないためにできるだけ熱伝導(熱を伝える性質)を防ぐことです。繊維に比べ、空気は熱伝導率が小さいため、空気をたくさん含んだ繊維ほど熱を逃がさずあたたかくなります。カシミヤの表面は屋根瓦のような「うろこ(スケール)」があり、波状の屈曲(クリンプ)があります。糸になったときにこれらによって空間ができ、ここに熱伝導率の低い空気を多く取り込むことができるため、優れた保温性が備わります。
さらにカシミヤは「吸湿性」が非常に高い素材です。気体となっている水分がカシミヤに吸収されるとき、たくさんの熱を発散します。
吸湿することで中で発熱し、その熱を空気の層で逃さないようにしているため、保温性が非常に高くなっているのです。
秋冬の防寒にはもちろん、春先の朝晩の冷え対策、夏の冷房対策などに最適なストールです。
3.蒸れにくく快適
先ほどの「吸湿性」の高さに関連するものです。
吸湿性とは吸湿性というのは汗などの気体を吸収する性質のことで、これが高いと繊維が湿気を吸収しやすくなります。
カシミヤはウールと並び、あらゆる繊維の中で吸湿性が最も高くなっています。
冬は室内と屋外の気温差で汗をかいてしまうこともありますし、屋外でも体を動かしていると汗ばんでくる・・・ということはよくありますよね。
そんな時も吸湿性の高いカシミヤストールであれば、ジメジメすることなく、さらっと快適に過ごせます。
4.ナチュラルな高級感
カシミヤの繊維表面には突起の少ないスケールが鱗状におおわれています。
突起が少ないことにより表面はフラットな状態となり、光を真っ直ぐに反射させ、美しい光沢感を生み出します。
その光沢感は化学繊維の醸し出すような不自然なものではなく、ナチュラルで品のよいものです。
自然でほのかな光沢感が遠目からも高級感を伝えてくれます。一巻きでいつものスタイルを格上げできます。
5.合わせる服やスタイルを選ばない
先ほどもお話しした通りカシミヤには独自のほのかな光沢感があります。そのため、少しきれい目な装いやパーティーシーン、和装などとも相性が非常に良くなっています。
特に格式の高い食事会やパーティーシーンではお洋服だけでなくストールなどの小物もそれなりのものを身に付けたいですよね。そんなときに上質なカシミヤストールを持っていると気負うことなく合わせることができます。
また、繊維の種類としてはウールと同じカテゴリーになるため、カジュアルな普段使いにも最適です。
上質な風合いとほのかな光沢感、カジュアルな雰囲気も合わせ持ったカシミヤストールはお洋服やスタイルを選ばずに合わせることができる優れた一枚です。
カシミヤストールの最適な活用方法
メリットの部分でもお話ししましたが、カシミヤは上品さとカジュアルな雰囲気の両面を持った扱いやすい素材です。
そのため、それほどスタイルを決め込まずに合わせることができます。
とはいえ、ほのかな光沢と上質な風合いを持つ高級素材のため、少しきれい目な装いから合わせれば間違いありません。
シャツやブラウス、ジャケットやスーツ、ドレスや着物などと相性が抜群です。
もちろん、カジュアルなファッションでも大丈夫。
ニットにジーンズ、カーティガンやトレーナー、ダッフルコートなどに合わせるのも良いですね。
また、春先の朝晩や、夏の冷房対策としてカシミヤストールを使う方も多いと思います。これらの用途では取り外しをしたり、バッグに入れたり出したりを頻繁にするので、ピリング(毛玉)が発生しやすくなります。
さらにピリングが発生した部分がバッグのジッパーなどに引っかかってしまったときなどには・・・
泣きたくなりますよね。
こうしたことを予防するために、ストール専用の袋(不織布などでできているものがオススメです)を用意しておくと安心です。
ストール専用の袋に入れてからバッグに入れてあげると繊維を傷めず、長く活用することができます。
カシミヤストールと相性のよい巻き方:5つの方法
ここではカシミヤストールと相性のよい巻き方を5つご紹介します。
どれも覚えてしまえばすぐに使いこなせる便利な巻き方です。
ひねりワンループ巻き
簡単な巻き方ですが、一工夫するだけでこなれた印象になります。また防寒性も高い巻き方なのでカシミヤストールの保温性の高さをより活かすことができます。
ディレクター巻き
立体感もあり、巻き崩れることも少ない巻き方です。
すっきりとした印象を作り出すことができるので、きれい目な装い、カジュアルな装い問わず使いやすくなっています。
ねじり巻き
首元にアクセント効果を高める巻き方です。
ふわっとしたカシミヤの風合いを活かしやすく、表情を豊かに見せてくれます。
ミラノ巻き
カシミヤストールでももちろん、おしゃれな巻き方の代名詞であるミラノ巻きは大活躍します。すっきりとシャープにまとめたいときに使いやすい巻き方です。 また、アウターの中に収めるときにも使いやすい巻き方です。
カーデ風アレンジ羽織り
大判サイズのカシミヤを羽織って使いたい場合に重宝する巻き方です。一度羽織ってしまえはカーディガンのようになり、両腕が使えるので通常の羽織よりも自由度が高くおすすめです。
カシミヤ100%ストールの上手なお手入れ方法
カシミヤは水洗いもドライクリーニングもできるだけ回数が少ない方がいい素材です。普段からまめなお手入れをしておきましょう。
水洗いやドライクリーニングの使い分けについてはストールのお手入れとドライクリーニングを参考にしてみてください。
適度に休ませる
カシミヤは繊細な素材のため、長いこと連続で使い続けているとピリングができやすくなったり、繊維に匂いがつきやすくなってしまいます。
長持ちさせるコツは単純ですが、適度に休ませながら使うことです。
繊維をしっかり休ませる場合は、半日から1日ほどハンガーに干してあげましょう。
風当てをする
着用後は軽くホコリを払い、ハンガーに掛けて陰干しします。
その時に軽く風を当ててあげると繊維の中に入り込んだ小さなホコリや塵を匂いと共に除去できます。自然の風はもちろん、扇風機で風を当ててあげてもとても効果があります。詳しい風当てについては天然繊維100%ストールを長持ちさせる簡単な方法をご覧ください。
ブラッシングをする
着用後にブラッシングしてあげることも長持ちさせる方法の一つです。
やわらかい天然素材のブラシを使って毛足方向に沿ってブラッシングをしてあげます。合成繊維のブラシは静電気を起こし、生地を傷めてしまうので絶対に使わないようにしてください。
詳しいブラッシングの方法についてはストールを長持ちさせるブラッシングの方法をご覧ください。
汚れや汗はすぐに拭き取る
汗は変色や色落ちの原因になるため、ついてしまった場合は早めに取り除きます。
汗や汚れがついてしまった場合は、中性洗剤を染み込ませたやわらかい布で拭き取り、その後水拭きをして洗剤を取り除きます。
乾いた後にはブラッシングをしてあげます。
長期保管は虫食い・湿気・日やけに注意する
カシミヤはシルクは虫食いに弱い素材です。今は無臭の防虫剤もあるので長期間の保管の際はしっかりと防虫剤をセットしておいてください。
またカシミヤが湿気に弱いので、保管の際はできるだけ高い位置に置くようにします。また、日光に当たると変色してしまうので、日が当たらない暗い場所に保管するようにしてください。
詳しい長期保管の方法はストール長期間使わないときの保管方法をご覧ください。
カシミヤストールの取り扱いのコツ
今まで、カシミヤストールとは何か?、デメリットとメリット、最適な活用方法、コーディネート、巻き方、お手入れまでお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?
やはり同じカシミヤストールでも原毛の種類や製法によって質の高さも全く変わってきます。一番大切なのは背景情報を知っていただいた上であなたの用途に応じた一枚を選んでいただくことだと思います。
そして、カシミヤストールは高い感性面と優れた機能性を持った反面、繊細な素材でもあります。正しい取り扱い方法も理解していただいた上で使うことで、より長い間カシミヤストールを活用することができるはずです。
このページにはカシミヤストールについての情報を余すことなく掲載していますので、実際に活用する際にもぜひ参考にしてみてください。
この記事があなたがカシミヤストールを活用する上で、参考になれば嬉しく思います。
ストール専門店ナチュラルラウンジは日本で唯一の天然繊維100%ストール専門店です。カシミヤストールに関しても、世界最高グレードのインドカシミール地方、ラダック産カシミヤの原毛を用いたカシミヤ100%ストールを多数取り揃えています。
すべて現地に直接足を運び、選び抜いている逸品です。
肌触りはもちろん、風合い、感性面とともに最高級の一枚です。
すべて一枚、一点もの、というライナップになっていますので、よろしければぜひこの機会にご覧ください。
最後に。
これを読んでも、どうしてもカシミヤストールの選び方がわからない・・・
という方は、ぜひ一度当店のストールコンシェルジュにご相談ください。
具体的に丁寧に、あなたに最適な一枚を選ぶサポートをさせていただきます。
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