還暦祝いのプレゼントとしても人気の高いストール。
でも、還暦祝いにストールを贈ると決めたとしても、実際にどんなストールをプレゼントしたらいいか、ということは結構悩むところですよね。
プレゼントをする季節に使いやすいストールは?
サイズや素材はどんなものを選べばいいの?
赤い贈り物が定番になっているけれど、赤以外の色はダメなの?
ここでは還暦祝いにぴったりのストールの種類や選び方のコツなどの役立つ情報をご紹介していきます。
このページの内容を参考にしていただければ、きっとお相手の方に喜んでもらえるストールを選べるはずです!
還暦祝いストール選びで押さえておきたい3つのポイント
還暦祝いが60歳を迎えるときのお祝いであることはよく知られています。
こうしたタイミングでストールのプレゼントをする場合、何に気をつけておけばいいでしょうか?
僕らが長いことお客さんと接する中で特に気をつけていることやご提案させていただいたりすることは以下の3つになります。
①素材は人の肌に優しい天然素材100%であること
②プレゼントする目的や使ってもらいたい季節に合ったストールを選ぶ
③必ずしも赤色にこだわらなくてもいい
順番に詳しくお話ししますね!
還暦祝いのストールプレゼントは肌に優しい天然素材100%を
昔から日本では60歳の誕生日を「暦が一巡するまで長生きした」ということで「還暦」として祝うようになりました。
とはいえ、現代の60歳の方は「高齢者」とは呼べず、とても元気な方が多くなってきています。定年もまだ先の働き盛りの年齢です。
一方で、60歳という年齢は体力面や肉体面では衰えが出てくる時期でもあります。
また、ストールを主に身につける首は体の中でも特に敏感な部位。
首は顔の次に皮膚の厚さが薄く、角質層や皮下脂肪も薄く、皮膚の凹凸やシワやシミもあらわれやすい場所になります。
(手のひらの角質層が約0.4~0.6mmあるのに対して、首はその1/3程度)
よく「首には年齢があらわれる」言われますが、この敏感な首に摩擦が強く、原料に石油や化学薬品、溶剤を多く使っている化学繊維や合成繊維ストールを使っていると肌を傷つけるだけでなく湿疹や汗疹、アトピー、免疫力低下によるアレルギーを引き起こす恐れがあります。
特に加齢とともに、体質が変化するにつれてこれらの症状は強くなる傾向があります。
そのため、60歳を超えてきてから合成繊維や化学繊維を使ったストールを使うということは健康に対するリスクがより高くなってしまいます。
さらに、今世の中に出回っているストール素材の多くは化学繊維で作られたものになります。
そのため、特に意識をしないと、知らず知らずのうちにこうしたストールを身につけてしまっている、という方も少なくないと思います。
一方で、自然が生み出した天然素材はこうした弊害がなく、肌触りも優しく、長い間安心して身につけることができます。
天然素材としてはシルクやカシミヤ、ウール、植物繊維であるリネンやコットン、またはこれらの混紡したものがあります。いずれも化学繊維や合成繊維に比べると肌触りも良く、自然素材のため、人の肌にも体にも優しくなっています。
それぞれのストール素材ついて詳しく知りたい方はストール素材の特徴、利点と欠点も参考にしてみてください。
過去に化学繊維や合成繊維で失敗したり、アトピーやアレルギー、肌荒れなどの症状が出てしまった方であれば天然繊維100%の素材の利点についてはよく理解されてると思いますし、実際に弊店のお客様にはこうした経験をされている方も多く、こうしたお話をよく聞く機会があります。
(全体の63%のお客様が60歳以上の女性です)
ですので、年齢を重ねた方であればあるほど、化学繊維を避けて天然繊維を好んで身につけられています。
こうした経験がない方やストールを普段身につけない方だと知らないことも多いと思います。ですが、この部分はストール選びでは特に重要ですので、ぜひ覚えておいていただければと思います。
僕らの基本的な価値観にも「健康第一!」というものがあります。
何当たり前のこと言ってるの。
という感じかもしれませんが 笑
でも何歳になっても元気におしゃれを楽しむためにも健康はなくてはならない大切なものですよね。
きっとあなたも大切な方にはいつまでも健康で元気でいて欲しい!と願っていると思います。
もしあなたの親御さんが還暦を迎えるのであれば、ただ単にお祝いを述べるだけでなく、これまで育ててくれたことへの感謝や、「これからは体に気をつけて欲しい」などいたわりの気持ちをあらためて伝える場とできればより素晴らしいと思いますし、あなたの大切な方が還暦を迎えるのであっても同じ気持ちではないでしょうか。
そのためにも身につけていただくストールは天然素材100%のものを選んでいただきたい!という強い想いがあります。
なぜここまで強い気持ちがあるか?ということについては僕らが天然素材100%ストールにこだわるこれだけの理由もご覧いただければと思います。
あなたの大切な方への還暦祝いには肌にも体にも優しい天然素材100%のストールを検討していただければ嬉しいです。
お相手に贈るプレゼントの時期と使ってもらいたい季節は?
ストールの素材を天然繊維にしたほうがいいということは分かっても具体的にどんな素材を選べばいいか分からない、という方も多くいらっしゃいます。
もちろん、素材によって使いやすいシーズンや季節が異なります。
ここからは季節毎に最適な素材の紹介とそれぞれの簡単な特徴についてお話をしていきます。
春にプレゼントを贈る場合
春は一年の中でも最もストールを活用しやすい季節の一つです。
巻物としてはもちろん、羽織ものとしても使いやすく、サイズも大判から正方形のスカーフサイズまで多種多様の選択肢があります。
朝晩はまだまだ冷えますし、日中は日よけとしても使いたいというニーズも多くなります。
素材も選択肢が多く、迷ってしまう方も多いかもしれませんが、逆にいうと、春であればどんな素材を選んでもそれなりに問題なく使えてしまうというメリットもあります。
その中でも特に使いやすい素材はカシミヤ、シルク、ウールシルク、コットン、リネン、リネンコットン、コットンシルクになります。
7種類なんて全然絞られてないじゃない!
というツッコミをいただきそうですが 笑
実際、どれも使いやすいので春には素材を絞るのが難しいくらいなんです^^;
強いて優先順位をつけるとしたら春から夏をメインに使ってもらいたい!という場合にはコットン、リネン、コットンシルクで、春に限定せず一年中使ってもらいたい!という場合にはシルクやウールシルクという感じになります。
また、ストールの色で春らしさを演出するのも良いアイディアです♪
夏にプレゼントを贈る場合
プレゼントを贈るタイミングや使って欲しい季節が夏の場合、最も使いやすい素材はリネンやコットン、コットンシルク、リネンコットン、リネンシルクなどの素材になります。
(春に比べるとだいぶ絞られました 笑)
特に夏は汗をかくことも多く、お洗濯できる素材が重宝しますよね。
この中でお洗濯できるのはリネン、コットン、コットンシルク(混用率による)、リネンコットンです。
これら4種類であれば、真夏でもデイリー使いとしてどんどん活用できるので特におすすめです。
ただ、夏場には野外での使用はもちろん、室内の冷房対策やひざ掛けとしても使いたい、という需要も多くなります。
そうしたシーンで主に使ってもらいたい場合は、保温性の高いウールシルクやシルク、カシミヤなどのストールがより優れた選択肢になります。
この辺りはプレゼント相手の方への理解が深ければ深いほどより良い選択ができるようになります。
プレゼント相手のことをより深く知りたい!という場合には相手にぴったりのストールプレゼントを選ぶ方法も参考にしてみてください。
秋にプレゼントを贈る場合
春はストールが大活躍する季節!ということは先ほどもお話をしましたが、秋も春と同じくらい選択肢が広がる時期でもあります。
特に秋は日中はもちろん、朝晩の気温が低くなり、防寒としてのストールの役割も大きくなります。
そんな秋には保温性の高い素材を選んでおくとお相手の方にも喜んでもらいやすくなります。
特にオススメの素材はウールシルクやシルク、カシミヤやウール、ウールコットンなど。
サイズもスタンダードな大判サイズ以上を選んでいただくと保温性や防寒性が一層高くなるのでオススメです。
冬にプレゼントを贈る場合
冬場にストールを使う人のほとんどが防寒目的になります。
ですので、冬には保温性の最も高いウールやカシミヤ、その混紡であるウールシルクがベストの選択肢になります。
また、あまり知られていませんが、シルクもウールの次に保温性が高い素材になるので実は冬にも大活躍する素材の一つです。
サイズは秋と同じくスタンダードな大判サイズやもっとも大きなショールサイズも候補として入れやすくなります。
還暦祝いストール、色柄の選び方
これまでに還暦祝いのストールは肌にも体にも優しい天然素材100%ストールを選んでいただきたいこと、プレゼントを贈る季節に合ったストール素材についてお話をしてきました。
ここからは素材の次に重要になる色柄について選び方のコツをご紹介します。
赤色ストールは使いやすい!でも必ずしも赤色にこだわらなくてもいい
還暦祝いには赤いちゃんちゃんこを着る、という話を聞いたことがある方も多いと思います。
地域によってちゃんちゃんこを頭巾(ずきん)で代用する場合もありますが、「還暦には赤いものを身につける」という風習は多くの地域で残っていますよね。
還暦祝いは約700年前から伝わる、人生の大きな節目の一つ。暦が一巡したことで「もう一度生まれたときに戻る」と仮想したお祝い事が行われています。
昔から日本では赤い色は「魔除けの色」と考えられ、赤ちゃんの産着には赤色が使われていました。そのため、還暦になったときもう一度赤いものを身につけるという風習になったと言われています。
還暦祝いには特に決まった形はありませんが、家族や親しい人たちが集まり、会食などを楽しんでから「赤」をモチーフにしたプレゼントを贈る、といったスタイルが一般的です。
こうしたこともあり、還暦祝いにストールを贈るならやっぱり赤色がいいのかな?という疑問が出てきます。
実はストールに関しても決まった答えがあるわけではなく、赤いストールをプレゼントされる方もいらっしゃいますし、逆に全く関係ない色を選ばれる方も同じくらい多くいらっしゃいます。
個人的には還暦の赤ストールというのは年齢的にもとても相性が良い色だと思っているので、どの色のストールを贈ったらいいか分からない・・・
という場合には赤ストールをオススメさせていただいています。
その理由は、60歳くらいの年齢になられると、個人差こそあれ、少しずつ肌がくすんで顔が暗く見えてしまったり、首のシワが目立ったり、ということを気にされる方もとても増えてきます。
特に女性にとって、顔が暗く見える、というのはできれば避けたいことの一つ。
そんなとき、発色の良い赤色のストールを纏うだけで、印象がパッと華やぎます。
お顔周りも明るく見えますし、こうした変化で気持ちが上がる!とおっしゃるお客さんもたくさんいらっしゃいます。
赤色のストールを一本持っていると装いのアクセントとしても重宝します。
なので、還暦祝いに赤ストールを選ぶというのは実用面でも非常にお勧めできるんですね。
とはいえ、人によっては赤色は嫌い、という方もいらっしゃいますし、還暦だから赤という型にはまった選択を好まない方もいると思います。
そんな場合にはわざわざ赤を選ぶ必要はなく、お相手の方の好きな柄や似合う色を選んであげる方が喜ばれます。
ということで、これらのことをまとめると還暦祝いのプレゼントに赤色ストールはとても良い選択肢だけれど、赤色にこだわる必要はない、ということになります。
色々な赤色ストール
先ほどもお話をしましたが、ベーシックな選択肢として赤ストールはとてもお勧めできる色になります。
また、一言で赤色と言っても、トーンや光沢の有無、柄によって印象は大きく変わります。
発色が良く、アクセント効果の高い色。
深みのある落ち着いた赤色。
薄いトーンの淡く爽やかな赤色。
赤色ベースでも多色使いで見た目以上に着回せるストールなど。
赤色が入ったデザイン性の高いストールもアクセント効果が高く魅力です♪
基本となる赤色を抑えつつもストールであればたくさんの選択肢があるところも選ぶ楽しみになりますよね!
ストール専門店Natural Loungeでは常時1200種類以上のストールを取り揃えています。
もちろん、すべて肌に優しい天然素材100%。
もしよろしければこちらもチェックしてみてください!
赤色以外のストール
必ずしも赤色にこだわらない、という方には下記のストールもお勧めです。
こちらは60歳以上の方に最適なストールを厳選したものになります。
赤色以外にも60歳の還暦祝いにぴったりのストールが多数あります。
赤いストール以外を検討されている方はこちらもご覧ください。
ぜひあなたの大切な方の顔を想像していただきながらイメージにぴったりのストールを選んでくださいね!
最後まで目を通していただき本当にありがとうございます。
この記事が少しでも還暦祝いのストール選びの参考になれば嬉しく思います。