身につけていると、とってもお洒落。
防寒はもちろん、日よけや冷房対策にも使えるし、持ち運びにも便利。サイズにも縛られないし、もらったらきっと嬉しいよね。


今回のプレゼントはストールにしよう！



そう思い立ったけれど、いざ具体的に考えだすと色々と分からないことや不安なことが出てくる、、、






相手が喜ぶストールってどんなものだろう？

たくさん種類があってどれを選べがいいかわからない・・・

選ぶ前に相手の好みを知っていた方がいいのかな？




ストールはプレゼントとして喜ばれるアイテムですが、どんなストールを選べばいいかわからない・・・という方は多いのではないでしょうか？
そもそも、あなたがストールを普段身につけないという場合は全く分かりませんよね。


ここではプレゼントに喜んでもらえるストールをどうやって選べばよいか解説しています。



私たちは日本で唯一の天然繊維100%ストール専門店として活動しています。もちろん、ストールギフトのご要望も多く、さまざまな方にプレゼントの選び方についてアドバイスをさせていただいています。多くのお客様と接するうちにどんな選び方をすればお相手が喜んでくれるのか分かるようになりました。

このページではプレゼントで喜んでもらえるストールの選び方を具体的に余すことなく載せています。
もちろん、さまざまな相手に合った個別のケースについても解説しているので、お相手に合ったストールの選び方が理解できるようになります。

そして、あなたが一生懸命選んだストールを受け取ったお相手もきっと喜んでくれるはずです。

ぜひ最後まで読んでいただき、あなたの大切な方に喜んでもらえるストール選びに活用してみてください。

１.なぜストールのプレゼントは喜ばれるのか？

ストールは年々人気が上がってきているファッション小物です。昔は一部のお洒落な人たちだけが身につけているイメージでしたが、最近は多くの人がストールを活用するようになり、男女問わず人気があるアイテムに変化してきました。



（参考データ：【googleトレンド】ストール検索需要:2004年〜2017年）





弊店のお客様にストールが好きな理由を聞いてみると、以下のような回答をいただきました。

４０歳から８０歳女性の場合

・顔周りを明るく華やかに見せることができる

・シンプルな服でも身につけることでアクセントになる

・年をとってくると首を出すのが嫌だから。一枚で華やかな自分を演出できる



・ストールで変化をつけたり体型をごまかしたりできるので

・大人のエレガントな深みを感じる

・日よけになったり寒さよけになったり、アクセントになったり、一枚持ち歩くと場に応じて使い分けられるので便利



・一枚巻くだけでパッと雰囲気を変えられる。暑さ、寒さを防いでくれる。服と違って体型が変わっても同じように身につけられる

・お気に入りの一枚があれば1日を素敵に前向きに生きられる

・本当のお洒落だと思う



などなど、人によってもさまざまですが、ストールが一枚あるとただお洒落になるだけでなく、気分が上がったり、日除けや防寒性などの高い実用性に魅力を感じている方が多くいらっしゃいます。

４０歳から８０歳の男性の場合

・年をとってもオシャレに見える

・シンプルな服装しかないのでストールで変化をつける

・首のシワを隠せる



・大人の深みが表現できる

・ファッション性と実用性を兼ねているから

・同じ服でもワンランクアップのお洒落ができる



やはり女性と同じように装いのアクセントに使えることや実用面についての回答が多くありました。
（中には、2015年から浜田省吾がつけているから、なんていう理由もありました 笑）

手持ちのストールの枚数は？

また、ストールを何枚持っていますか？
という質問には、１０枚〜１５枚という方が最も多く、５０枚以上も持っているという方も何人もいらっしゃいました。
（中には１００枚以上持っているコレクターのような方もいます）

ストールは一枚あれば色々な用途に使えるだけでなく、何枚あっても使い分けできる部分もプレゼントとして喜ばれる理由の一つなんですね。

２.プレゼントに安心なストールは？

一言でストールと言っても、その種類はさまざまなのですが、大きく分けると２種類に分けることができます。

一つ目は化学繊維ストール、もう一つが天然繊維ストールです。

それぞれの細かい種類と、特徴についてはストール素材の特徴、利点と欠点をご覧ください。

化学繊維ストールのリスク

今世の中に存在しているストールの大部分は化学繊維ストールが占めています。化学繊維ストールは確かにリーズナブルで手軽に手に取ることができるので人気があります。

ですが、化学繊維ストールには大きな落とし穴があります。


それは化学繊維ストールを長いこと肌に身につけていると人の健康に害を与える恐れがあることです。

化学繊維ストールの原料は石油

現在、世界中で最も流通している繊維はポリエステルと呼ばれる合成繊維です。これはきっとあなたも普段の生活の中で必ず目にしたことがある素材だと思います。

ポリエステルは、石油から取り出した、ナフサ中に含まれるキシレンを原料としています。
キシレンは毒劇法により医薬用外劇物に指定されている危険な毒物です。





また、ウールと似た性質を持つアクリルは、原料となる石油から取り出されたプロピレンとアンモニアを混ぜてアクリロニトリルから作られます。

アクリロニトリルは、毒性が強く、日本では毒物及び劇物取締法により劇物に指定されています。


これらの化学繊維ストールの原料となっている石油は、人体に大きな悪影響を与えます。

石油が肌についてしまうと刺激性接触皮膚炎（化学やけど）を起こす場合があります。また、石油系溶剤が肌に長時間接触し続けると、皮膚細胞が破壊してやけどの様になります。接触した部位全体が皮膚炎を起こし、治療期間が長くなるケースも多い障害です。


もちろん、化学繊維ストールの場合は、石油そのものではなく加工されていますから、このようにすぐに体に影響が出るわけではありません。ですが長期間身につけていたり、敏感肌の方などは湿疹や汗疹、皮膚炎、アトピー、アレルギー症状などが出る恐れがあります。



また、最近多く見かけるようになったモダールと呼ばれる繊維。モダールは、パルプを原料とした再生繊維です。もともとは木材を原料としているので化学繊維ではありませんが、加工の段階で有害な化学物質を使っています。

木材パルプからセルロース（植物繊維）を取り出して、水酸化ナトリウムなどのアルカリと二硫化炭素に溶かしてビスコースにし、酸の中で紡糸して製造しています。
製造過程で使われる二流化炭素は穀物や果実に対する殺虫剤として使われる危険な化学物質です。（日本では劇物に指定されています）


こうした化学物質は肌に触れていると少しずつ体に吸収されていく恐れがあります。（これは経皮毒と呼ばれます）

肌から吸収された化学物質は口から入ったものとは異なり、肝臓で毒素を解毒することができません。皮膚から入った化学物質は１０日かかって１０％も排出さないと言われています。つまり肌から吸収された毒素の９０％は体内に残ってしまうことになるんですね。


そして、年齢を重ねるたびに、さまざまな健康上のリスクが上がってくことになります。

例えば、湿疹や汗疹、アトピー、肝機能不全、生体不全、脳障害、免疫力低下によるアレルギーなどを引き起こす恐れがあると言われています。
（ただし、経皮毒については皮膚を通して有害化学物質が体内に蓄積されるかどうか、または、その有害物質が様々な疾病の原因になるかどうかは、医学的には証明されていないそうです。あくまで、これらの症状を引き起こす恐れがあるということですね）

化学繊維は肌を傷つけやすい

化学繊維は強度が強いため、摩擦力も高くなります。肌を乾燥させたり静電気を発生させやすくしたりして、肌に刺激を与えてしまう可能性が高いのです。

肌の強さには個人差が大きく、まったく問題がない人もいます。

ただし、年をとるにつれて肌も少しずつ衰えていきます。
肌の古い皮膚が新しい皮膚と入れ変わるターンオーバーは、２０代の頃は２８日程度と言われていますが、加齢とともにその周期が長くなり６０代になるとその３倍以上の１００日前後かかってしまいます。つまり肌が再生しにくくなるため、肌トラブルも増えてしまうんですね。

肌があまり強くない年配の方の場合、肌荒れやかぶれ、湿疹、痒みといったさまざまな肌トラブルを引き起こすことがあります。

痒みや化学繊維アレルギーにも注意

化繊アレルギーは、化学繊維が肌に長時間触れる事によって、痒みやかぶれ等の症状を引き起こしてしまう事を言います。

たくさんある化学繊維の種類の中で、どんな化学繊維が原因になるかは人によって違います。

化学繊維の下着などを使っていて化学繊維アレルギーになってしまった、という方の話は良く聞きますが、肌に直接触れるストールももちろん同じことになる可能性があります。

首は体の中でもとても敏感な部位

ストールを主に身に付けるのは首ですが、首は体の中でも敏感な部位です。

私たちの体は、部位によって皮膚の厚さが異なります。首は顔の半分ほどしか皮膚の厚さがありません。また、手や足の角質層が約0.4mmから0.6mmあるのに対して、首はその3分の1程度と言われています。



そのため、角質層の薄い首元には有害化学物質も吸収されやすく、肌も荒れやすくなります。また、経皮吸収は肌が荒れていたり、肌が傷んでいるほど進行しやすくなると言われています。

化学繊維ストールは強度が高く、肌を傷つけたり、肌荒れを引き起こしやすくなります。さらに静電気も発生しやすいので、より肌との摩擦が強くなり、皮膚に大きな負担をかけてしまうんですね。


このように首は皮膚の層も薄いので、歳をとって少し真皮層が減少したり、筋肉が衰えただけでも健康への影響も大きくなります。


首は体の中でも特に敏感で大切な部分ですから、身に付けるストールは気をつけなければなりません。

大切な方へは肌にも体にも優しい天然繊維ストールを

このように化学繊維ストールを身につけることは人の体にとってとてもリスクがあります。

逆に、自然から生み出された天然素材を使った天然繊維100%ストールは化学繊維のような弊害がなく、肌馴染みが良く、長期間にわたって安心して使うことができます。


例えば、コットンはワタの種子から取れ、リネンは亜麻が原料でいずれも自然の植物が生み出したものです。

また、シルクは蚕の繭からなるものですし、カシミヤやウールは山羊（ヤギ）や羊の毛からできています。



もちろん、天然繊維100%だから全て安心、というわけではありません。
近年はコットンを育てる際の農薬が問題になったこともありますし、低質のウール、繊維が太い麻のように、肌に触れるとチクチクしてしまうものもあるのも事実です。


これらのものを見極めることも必要ですが、まずは生地の元となる素材が化学的に作られたものか、それとも自然のものからできているのか、ということの方が大切です。（低質のウールや繊維が太い麻の見分け方についてはこの後説明しています）



きっとあなたも私たちと同じように大切な方にはいつまでもおしゃれで健康で元気に長生きしてほしいと思っているはずです。


そのためにも肌に優しく、プレゼントに選ぶストールは体にも優しい天然繊維100%ストールを検討してみてはいかがでしょうか？

ストール選びの前に

ストールのプレゼントに限った話ではありませんが、やはりプレゼントを贈る相手のことを知っていれば知っているほど、何を渡したら相手が喜びそうか？ということは良く分かるようになります。


家族だったら分かることも、遠い知り合いや一度しか会ったことのない人の場合は好みなどはほとんどわかりませんよね。


なので、ここは手間がかかって大変ですが、事前にプレゼントを渡す相手のことをできる限り知っておくことが大切です。


では、相手の何を知っているとストール選びに役立つのでしょうか？

ストールをプレゼントする前に押さえておきたい６つのポイント

1.相手の性別

まず初めに押さえておきたいのは、当たり前ですが性別です。

ストールに関しては素材はもちろん、デザインも基本的に男女兼用で使えるものが多く、正直、女性だからダメ！男性だからダメ！というものはほとんどありません。


あるとしたら、男性に贈る場合はレースデザインやあからさまなフラワーモチーフなど、女性を連想させるようなデザインは避けたほうがよいでしょう。

2.相手の年齢

次に知っておきたいのはお相手の年齢です。
これは正確に◯歳ということまでは必要ありません。だいたい何歳くらい、という情報だけでもあるとストールを選びやすくなります。


年配の方であれば、肌のくすみや顔色が暗く見えることを気にされる方も多いので、ストールはお顔周りを明るくする色やデザインがオススメです。

また、肌も少しづつ敏感になってきたり、アレルギーを持っている方もいらっしゃるため、肌触りの良いものを選んであげると喜ばれます。具体的にはシルクやカシミヤ、上質なコットン、肌当たりの優しいリネン、それらの混紡などを候補として考えることができます。



逆に年齢の若い方はあまりストールが目立ちすぎると身につけずらい、と感じている方も多いため、少し落ち着いたトーンの色使いや、着まわしやすさを重視したシンプルなデザインが喜んでもらえるはずです。また、素材よりもデザインを重視する人が多いので、素材を選ぶ前にデザインから選ぶのも良い方法です。


特に年配の方だと化学繊維は絶対にダメ！という方も多いので事前に年齢だけでも知っておくことは大きなポイントです。

3.相手の服装

性別、年齢の次に知っておきたいのは相手の服装です。
これもある程度知っているだけでもかなり選びやすくなります。


カジュアルなファッションなのか？
それともきれい目な装いなのか？
スーツなどのビジネススタイルが多いのか？


服装のタイプも年齢と同じように素材やデザインをある程度絞ることができます。


カジュアルなファッションの方であれば、カシミア、ウール、コットン、リネンまたはその混用が相性が良いです。


またキレイ目スタイルの方であればカシミア、シルクまたはその混用がオススメです。


ビジネススタイルの方であれば、デザインは派手過ぎず、シンプルなものの方が合わせやすく喜んでもらいやすくなります。

4.相手の好きな色・デザイン

これはストール選び全般で役立つ方法です。


少しあなたのクローゼットの中を想像してみてほしいのですが、同じような色柄の服に偏っているということはありませんか？


きっとこのような状態の方は多いと思います。
人は自分が好きな色柄のものを使い続ける傾向があるんですね。

なので、相手の好きな色柄が分かっている場合は、それをベースに選ぶことで使ってもらいやすくなります。


もちろん、明確に「ピンク」とか「ヒョウ柄」などがわかれば一番良いですが、淡い色やはっきりした色味、無地系、などの抽象的な色やデザインの種類だけでも大丈夫です。


ここで大切なのは系統を絞ることです。
好みの系統が分かればそれをベースに選ぶことで大きく外すことはなくなります。

5.相手の雰囲気

雰囲気というのはボヤッとして少しわかりにくい表現ですが、その人の醸し出す空気みたいなものです。


やわらかくて優しそうな人なのか？
それともキリッとしたカッコイイ人なのか？
元気いっぱいの人なのか？


その人独自の雰囲気ってありますよね。


それを知っているとストールを身につけた時のイメージが湧きやすくなります。


やわらかい雰囲気の人であれば、パステルカラーや透け感のある素材、柄がハッキリしないものを選んであげたり、逆にキリッとした人であれば濃い色味や柄が明確なものが相性が良くなります。


一度でも会ったことがあれば、その人の雰囲気というものはなんとなく分かるので、これも知っておけばプラスになります。

6.相手の背丈

また、プレゼント相手の背丈も分かれば、選ぶときの参考材料になります。

特に背の低い方は、ストールに巻かれてしまう感じがする、という方もいらっしゃり、あまりに大きなサイズは扱いにくいと感じている方も多いんですね。


そのため、背の低い方には幅や長さの短いハーフサイズやミドルサイズを選んであげるもの良い選択となります。

とはいえ、大判サイズや最もサイズが大きいショールサイズでも巻き方次第でいくらでも取り回しが効くので、個人的にはそこまで大きさにこだわらなくてもよいかな、とは思っています。
もし、大判サイズやショールサイズをプレゼントする場合には、ストールと一緒にいくつか巻き方も教えてあげると喜んでもらえるはずです。


逆に背の高い方には大判サイズやショールサイズがオススメです。やはり長さがあり大きい方が扱う際の自由度が高いのでさまざまな巻き方や羽織方で活用できるため、手に取った後に使ってもらいやすくなります。

相手のことを知る方法

ここまでプレゼントを贈る相手の何を知っていればストールを選びやすいか、というお話をしました。


ここまで読んでいただいて、いかがでしょうか？


結構知っといた方いいことたくさんあるなー、という感じですよね　笑


とはいえ、６つ全てを知る必要はありませんから、これらの中の一つでも知っていれば選ぶのが楽になるはずです。


そして、ここからはこれらの６つのことをどうやって知ればいいのか？ということについてお話していきます。

プレゼント相手に会って話す

もしできるのであれば、実際にストールを贈る相手に会って話すのが一番です。やはり生身の人間から得られる情報というものは他のどんな方法よりも具体的で明確な答えが得られます。


直接会えば、背丈や雰囲気はもちろん、年齢もなんとなくわかりますし、会話の中でそれとなく、好みの色や普段の服装なども聞いていけば、ストール選びの材料はほとんど揃うはずです。

電話で話す

もし直接会うのが難しければ、その相手に電話をしてみるのも良い方法です。

この時に相手に聞くのは好みの色や服装など。もちろん、あまり突っ込んだ質問をすることはできませんから、会話中の相手の声から年齢や雰囲気を察することが大切です。

直接会うことに比べれば情報量は少なくなりますが、それでも電話越しに相手の雰囲気というものは感じることができるため、具体的なストールを選びやすくなることは間違いありません。

インターネット検索

直接会うこともできないし、電話をすることもできない。そんな時に頼りになるのがインターネット検索によってヒントを見つける方法です。


きっとこのページを読んでいただいている方の多くもインターネット検索をしてこのページを見つけていただいたのではないでしょうか?


ここではストールプレゼントを選ぶ際に参考になるサイトやポイントについて３つご紹介していきます。


１.yahoo知恵袋
日本最大級の質問投稿サイトです。さまざまな質問や回答が飛び交っているのでここを見るだけでも解決策が見つかることも。

「ストール　プレゼント」「ストール　選び方」などのキーワードで検索すると過去に誰かが質問した内容と回答を見ることができるので、参考になることも多いと思います。



２.教えてグー
yahoo知恵袋と同じく、googleが提供するお悩み投稿サイト。yahoo知恵袋と使い方は基本的には同じですね。

上記の両方を確認すれば、結構な確率で同じようなことに悩んでいる方が多くいますし、それらの質問と回答からヒントが見つかるかもしれません。



３.ストール通販サイトのお客様の声

あなたもこのページにたどり着く前にいくつかストールを販売しているインターネット通販サイトを見てきたと思います。

ストールを選ぶ前にそのサイトの商品を購入したことのあるお客さんの感想を読んでおくのも選ぶときに参考になります。

そのサイトの利用者があなたのプレゼント相手に近く、利用した人がそのストールを使って満足していれば、そのサイトを候補の一つにしてみても良いかもしれません。


また、中にはプレゼントをした人の感想を見るのもオススメです。
具体的にプレゼントを選ぶ前にどんなことに悩んでいて、どうやってそれを解消したのか、そして最終的にどんなストールを選んだのか、ということも書いてあったりします。


あなたと同じような状況の方のケーススタディーも参考にしてみてもよいかもしれませんね。

贈る相手のことが全くわからない場合

とはいえ、直接会うことはもちろん、電話もできないし、インターネットで調べるのは面倒くさい！という方も多いと思います。


まだ一度しか会ったことがない人にはなかなか連絡もできないのは当たり前ですよね。

もちろん、こうしたときにも適切な方法があるのでご安心を。

ここからはプレゼントを贈る相手のことが分かっている方はもちろん、相手のことが全くわからない場合でも使えるストール選びの方法をご紹介していきます。

ストールプレゼントの選び方

ここでは代表的なストールプレゼントの選び方を３つご紹介します。これらの中から一つ、または複数の選び方を組み合わせていただくことでお相手に喜んでもらえるストールを選ぶことができるはずです。

より詳しいストールの選び方について知りたい方は
失敗しない！天然繊維100％ストールの選び方を参考にしてみてください。

季節で選ぶ

最も基本的で重要なのが、季節でストールを選ぶということ。これはあなたがお相手に贈る季節によって適切なストール素材が変わるということを意味します。


もちろん、素材によっては通年使えるものもありますし、あるシーズンに偏るものもあります。これらの素材の特性を知っていると非常に選びやすくなります。

春

春は日中は暖かいですが、朝晩の寒暖の差が大きい時期になります。また日差しが強くなるため、日よけとしてストールを活用する方も増えてくる季節です。

そんな春に最適なストールはシルク、ウールシルク、リネン、コットン、またはその混紡（複数の素材を組み合わせた生地）です。

また、そのほかに選ぶべきポイントとしてはサイズと生地の厚さになります。
春はファッションの自由度も高いのでサイズは小さなハーフサイズ（170cm×35cm 前後）から最も大きなショールサイズ(200cm×100cm前後)までどれでも使えます。

具体的な使い分けとしてはハースサイズや正方形サイズはファッションのアクセントに、ショールサイズは防寒も兼ねたり、ファッションの立体感を出したい時に使います。スタンダードな大判サイズやバランスの良いミドルサイズはアクセントでも防寒でもどちらでも使いやすいので特にお勧めです。

厚さに関しては、春は軽やかな装いが好まれますし、持ち運びにも便利な薄手のタイプの方が使いやすくなります。

夏

夏にストールを活用する主な目的は日よけと冷房対策です。夏は汗をかきやすいのでお洗濯ができる素材が扱いやすくなります。

具体的にはリネン、コットンストールです。リネン、コットン共に水に強く何度もお洗濯できますし、吸湿性や吸水性も良いので汗をかいてしまっても快適に使えます。

また、汗には弱いですが、日よけとして使えるのはシルクストールです。シルクは紫外線を吸収してくれるので日よけ用としても適しています。


冷房対策メインで使われる方には、保温性が高いストールを選んであげると喜んでもらえます。具体的には薄手のカシミヤ、ウール、シルク、またはその混紡がオススメです。
素材以外の選ぶポイントはサイズと生地の厚さです。サイズは冷房よけであればスタンダードな190cm×70cm前後が良いですし、持ち運びに便利は薄手のストールが使いやすくなります。
特に冷え性の人や首元を冷やしてしまうと体調を崩しやすい、という方もいらっしゃるので、そういう人にはこれらのストールはとても喜んでもらえるはずです。
ただし、これらのストールは真夏の直射日光の下では暑くなってしまうので、事前に素材の説明も加えてあげるとより親切だと思います。

秋

秋は春と並んで、ストールを活用しやすい時期です。日中も含めて気温も低くなるので、基本的に保温性が高い素材が使いやすくなります。

カシミヤ、ウール、シルクとその混紡素材がベストです。

ストールのサイズはいずれも用途によって使い分けできますし、防寒も兼ねて使うことが多くなるので、ミドルサイズ以上が使いやすくなります。

ファッションのアクセントやすっきりまとめて使って欲しい場合には薄手のタイプを選び、首元にボリューム感を出したい時やより防寒目的の時は厚めの生地を選んであげるとよいでしょう。

冬

冬の用途はもちろん、防寒ですよね。

全ての繊維の中で最も保温性が高いのはカシミヤ、ウール、その次にシルク、コットンの順に続きます。そのため、選ぶべき素材はカシミヤ、ウールを中心とした素材がよいでしょう。

保温性・防寒性はサイズが大きく、生地が厚いストールの方が高くなります。秋と同じく、アウターの中に収めてファッションのアクセントとして使って欲しい場合には薄手のタイプを選び、首元にボリューム感を出したい時や防寒目的、羽織メインで使われる方には厚めの生地を選んであげるのがオススメです。

使ってもらいたいシーンで選ぶ

相手がストールを使うであろうシーンや、あなたが相手に使ってもらいたいシーンを思い描くと選びやすくなります。

例えば、ふだん使いであればウールやリネン、コットンなどが良いですし、パーティーや結婚式、演奏会などのフォーマルなシーンではシルクが大活躍します。


使うとしたら通勤時、という方には持ち運びしやすい薄手のタイプを選んであげると活用しやすくなります。

ビジネスシーンで使うという方には素材よりもデザインがシンプルであまり主張しすぎないストールを選んであげると、贈り先の方が使いやすくなります。

また、格式ある場面でストールを活用されるであろう方には高級素材のカシミヤを候補に入れてみてもよいでしょう。

使用目的で選ぶ

ほとんどの人がストールを使う目的はオシャレ＋機能的な用途になります。

お洒落に関してはすべての人にとって共通なので、ここでは機能的な使用目的を考えて選ぶ方法についてお話しします。

防寒目的

秋冬はもちろん、春の朝晩の冷え込みなどに対して、ストールを防寒目的で使う方は非常に多いです。

防寒用のストールに選ぶべき素材はカシミヤ、ウール、シルク、またはその混紡です。

保温性の高さは素材によって大きく変わるのでまずは素材を選び、その後、生地の厚さやサイズ感を決めていくのがおすすめです。

もちろん、厚手の生地でサイズが大きい方が基本的には防寒性は高くなります。
ただし、厚手で大きなサイズのものはボリューム感も出るので、お相手にシャープにすっきりと着こなしてもらいたい、という場合には薄手のタイプを候補に入れておく必要があります。

日よけ目的

防寒と同じく日よけ用としてストールを活用することも多くありますよね。
特に女性の方にとっては春夏の紫外線は天敵ですから、ストールを使った首元の日よけは必須と言っても良いほどです。

日よけとしてストールを活用するのは主に春夏の２シーズン。
この季節に使いやすいのは、季節のところでもお話しした、シルク、リネン、コットン素材です。

特に、リネンやコットンはお洗濯もできるので汗をかいてしまっても心配ありません。一方シルクは繊維自体が紫外線を吸収する働きを持っています（ただし汗には弱いです）。ここはあなたの用途にあった素材を選んでいただければと思います。

また、生地は薄手の方が使いやすくなります。またサイズは日よけしたい面積にもよりますが、羽織物としても使いたい場合は、一般的な大判サイズ（190cm×70cm前後）またはミドルサイズ（180cm×50cm前後）を。首元だけ隠せればいい、という場合にはハーフサイズ（170cm×35cm前後）や小さな正方形サイズ（70cm×70cm前後）がオススメです。

冷房対策目的

防寒目的と非常に近いのですが、夏の冷房対策が必須という方に最適な選び方です。特に年配の方は首を冷やしてしまうと体調が悪くなる、という方もとても多くいます。こういった方には冷房対策を考えてストールを贈ってあげると、とても喜んでもらえます。


基本的な選び方は防寒と同じく、まずは保温性の高い素材を候補として考えます。繰り返しになりますが、保温性の高い素材はカシミヤ・ウール＞シルク＞コットン＞リネンの順になります。

そして冬の防寒目的と大きく違うのは素材の厚さとサイズ感です。

夏の冷房対策では生地は薄地でも保温性が高いカシミヤやウールであれば全く問題ありません。また、頻繁に屋外と室内でストールの取り外しをすることも多くなるので、小さく折りたためるサイズ感が喜ばれます。具体的にはスタンダードな大判サイズ（190cm×70cm前後）またはミドルサイズ（180cm×50cm前後）がおすすめです。


ただし、こちらは季節が主に夏になりますから、ただ保温性が高いだけだと屋外の使用では暑くて身につけていられなくなる可能性もあります。

室内の冷房避けだけでなく、屋外でも日よけを兼ねて使いたい、という方にはリネンやコットンの方が実用性は高くなります。（ここは今までにお伝えしたプレゼントを贈るお相手のことをどれだけ知っているか？にもよります）

お洗濯できるストール

中にはお洗濯できないストールは嫌だ！という方もいるかもしれません。
そんなお相手にはコットン、リネンまたはその混紡ストールがオススメです。

コットン、リネン共に水に強く、いずれも水を吸うと繊維の強度が上がります。何度もお洗濯できますし、特にリネンに関しては洗えば洗うほど風合いがやわらくなっていきます。

お洗濯が必須の場合にはこの２つの素材が候補になります。


ただし、一点注意事項としてはコットン、リネン共に染色堅牢度（色落ちのしにくさ）は決して高くありません。特に濃色系は水につけると色落ちする恐れもあるため、事前に商品の説明によく目を通しておくことが大切です。

ストールプレゼントの選び方まとめ

最後にお相手にピッタリのストールプレゼントを選ぶステップをまとめておきます。



１.人の肌にも体にも優しい天然繊維１００％のストールを候補にする（推奨）


２.プレゼントする相手のことをできるだけ知る
（できれば直接会って話したり、電話をしてみる）
・性別
・年齢
・服装
・好きな色柄
・雰囲気
・背丈


３.相手に合った天然繊維100%ストールを選ぶ

・贈る季節によって適切な素材を選ぶ
春、夏、秋、冬をベースに考える

・相手に使ってもらいたいシーンに合うストールを選ぶ
普段使い、通勤時、ビジネス、パーティーなど

・相手の使用目的を考えて選ぶ
防寒、日よけ、冷房対策など




より詳しい選び方については失敗しない！天然繊維100％ストールの選び方をご覧ください。



ここまでストールをプレゼントするための知識や手順を余すことなくお伝えしてきましたがいかがでしょうか？

もしかしたら、情報量が多くて大変・・・という方もいらっしゃるかもしれません。

これを読んだけれど、どうしても自分ではストールのプレゼントが選べない、、、という方は、ご質問フォーム、もしくはお電話でお問い合わせください。

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