消耗しづらい使い方



気に入ったストールは
長く使えるようにしておきたいものです。


ストールも消耗していくので
消耗しづらい使い方をすることで長持ちします。


幾つかのコツがありますので
意識してみてください。




1.使う面を変える



人には癖があるので
いつも同じ使い方になってしまうことがあります。


特に、初めに折りたたんでから使っている場合、
外に出ている面がいつも同じになります。
同じ面ばかりが擦れていると
部分的な消耗が目立ってしまいます。


そのための対策としては、

・折り方を変えること
・巻き方を変えること

が効果的です。


折り目を変えてあげることで
外に出る部分や角になる部分が変わります。

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いつもの折り方がこのような場合…

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折り目を変えることが効果的。(逆の折り方になっています)


巻き方を変えることでも同じような効果が得られます。


消耗するところを偏らせず、
均一になるように心がけることで
局所的な消耗をなくすことができます。




2.ストールが他のものと擦れにくいようにする



使う面を変えるのと同じように、
局所的な擦れの要因は他にもあります。


・ご自身のバッグに擦れてしまう
・インナーやアウターにスパンコールのような引っ掛かりがあって擦れてしまう
・男性の場合、髭が硬くてあごの部分だけが擦れて毛羽立ってしまう


バッグとの擦れは、ストールを巻いたり羽織ったりするときに
少し注意をするだけで解消することができます。


インナーやアウターなどに引っ掛かってしまうものがあるときには
ストールを合わせないことも一つの方法です。
経年的な消耗にとどまらず、
糸が飛び出してしまうこともあります。
チャックやマジックテープも引っ掛けやすいものですので
注意をしてお使いください。

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男性の方に多い現象として、
あご髭の部分だけが繰り返し擦れてしまうことがあります。
特に、硬く短い髭は繊維が飛び出してしまい
毛羽立ちを起こしやすいです。
髭を長くすることで柔らかいタッチにしたり、
首元を開けるような巻き方で髭に触れにくくしたりすることが効果的です。

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他には、外出のときに、
バッグに入れて持ち歩く方もいると思います。
バッグの中に直接入れておくと、
尖ったものに引っ掛かってしまったり、
チャックを閉めるときに挟んでしまったりすることもあります。


ストールを袋に入れてからバッグに入れるようにすることで
引っ掛かりやダメージから守るとともに、
汚れからも守ることができます。

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3.日常の保管方法を丁寧に行う



日常の保管方法 でご紹介した方法は
ストールの消耗を防いで長く使えるようにするためのものです。


・汚れ、付着物がついたら取り除く。残したままにしない。
・ブラッシングなどで生地を整える
・使ったあとは、できるだけ1日休ませて乾燥させる。


特に注意が必要なものとして
カシミアやウール素材の湿気があります。


人間の髪の毛と同じ構造になっているので
うろこ(スケール)が重なったような形になっています。

ウール素材について 詳しくはこちら。




カシミアやウールは水分を含むとスケールが広がります。
スケールが広がった状態で繊維同士が擦れてしまうと、
お互いのスケールが絡まってほどけなくなってしまいます。
ストール全体が縮んでしまう原因です。


そのため、カシミアやウール素材のものは
特に入念に乾燥させておくことをオススメします。

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濡れた状態、
汗をかいて湿気を多く含んでいる状態で、
擦れてしまうことがないように注意してお使いください。



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