日常的に使っているストールとは違い、
季節が変わって長期間保管するものは注意するポイントが少し変わります。
長期保管での防止したいことは3つです。
・虫食い
・カビ
・日焼け
日常的に使っているものは
ご自身で使ったり、場所を移動させたり
空気が滞留していません。
これに対して、長期間保管するものは
多くの場合が、同じ場所に入れておき空気の流れがあまりない状態になります。
保管中の虫食いやカビの発生、増殖を防ぐために
3つのポイントを押さえておくと良いです。
1.保管する前に綺麗にする
食べカスやホコリ、皮脂などの汚れは虫の食べ物になります。
これらの汚れを落とすために、
ブラッシングしたり、洗えるものは洗ったりしておきます。
衣類を食べてしまうイガ、コイガなどは
卵を産み付けることもあります。
卵に対しては防虫剤が効かないため、
熱処理をすることが効果的と言われています。
アイロンをかけられる素材であれば
アイロンの熱によって虫の卵を死滅させる効果も期待できます。
2.湿気を飛ばしてから保管する
湿気を含んだままの状態というのは
虫やカビが大好きな空間です。
増殖してストールに大きなダメージを与えてしまう恐れがあります。
湿気を残さない方法としては
晴れの日が続いた後の晴れた日に
日陰干しをするのが効果的です。
2日ほど晴れた続いていれば、
湿度が低くて温度が高い状態に近づきます。
干したものを取り込む時間は、15時くらいまでを目安にすると良いです。
夕方になると気温が下がって再び湿気を含んでしまいます。
湿気を含む前に、しっかりと払ってから取り込みましょう。
3.防虫剤を密閉空間にして使う
虫がつきにくいように防虫剤を使って保管します。
最近の防虫剤はガス成分を充満させて効果を得るタイプなので
できるだけ密閉した空間にすると防虫効果が高くなります。
プラスチックケースに入れてフタを閉めておいたり、
クローゼットに入れる場合であれば、
開け閉めが少ない方が防虫には適しています。
ガス成分は空気より重くて下の方に溜まるので
衣類の下に置くのではなく、
衣類の上に置くようにすると効果が高まります。
また、防虫剤の種類によっては併用すると危険なものがありますので、
メーカー記載の注意事項に従って使うようにしましょう。
コンテンツの全部または一部の無断転載を禁止します。Copyright(c)Natural Lounge All Rights Reseved.